中埜肇 (哲学者)とは? わかりやすく解説

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中埜肇 (哲学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/10 09:44 UTC 版)

中埜 肇(なかの はじむ、1922年11月7日 - 1997年5月11日[1])は日本哲学者。専攻は現代文明論としての哲学。

来歴・人物

東京出身[1]成城高等学校 (旧制)を経て、京都大学文学部哲学科卒業。筑波大学思想学科系教授、岡崎学園国際短期大学学長、放送大学教養学部教授を歴任。

安部公房とは成城高等学校の同級生で、在籍当時は親交が深かったという(宮西忠正「安部公房・荒野の人」菁柿堂より)。「安部公房全集」(新潮社)の中には安部が中埜に宛てた書簡(「中埜肇宛書簡」第1信―第18信)が収録されている。

1985年日本航空123便墜落事故で犠牲になった同姓同名の中埜肇(元阪神電気鉄道専務取締役、元阪神タイガース球団社長)は無関係であるが、共に1922年生まれで京都大学出身であるなど、共通点が多い。

主要著作

  • 『ヘーゲル研究』
  • 『ヘーゲル』
  • 『弁証法』
  • 『ヘーゲル』
  • 『ヘーゲル哲学の根本にあるもの』
  • 『時間と人間』
  • 『ヘーゲル哲学の基本構造』
  • 『現代文明学としての哲学』

脚注

  1. ^ a b 『現代物故者事典 1997~1999』(日外アソシエーツ、2000年)p.428



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