中国山西省日本軍残留問題
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中国山西省日本軍残留問題(ちゅうごくさんせいしょうにほんぐんざんりゅうもんだい)は、日中戦争終結後、中華民国山西省にあった日本軍と在留日本人が戦争終結の帰国命令に従うことなく現地にとどまり、そのうち約2600人が中国国民党軍の閻錫山(えんしゃくざん)が指揮する軍隊へ編入され、終戦後も4年間にわたり戦闘員として中国共産党軍と戦った問題である。2006年にこの問題を扱った映画『蟻の兵隊』が公開されたことにより、事件の存在がひろく知られるようになった。
- ^ 笠原十九司「日本軍の治安戦と三光作戦 (国際ワークショップ 日中戦争の深層(2))」『環日本海研究年報』第18号、新潟大学大学院現代社会文化研究科環日本海研究室、2011年3月、17-28頁、hdl:10191/18145、ISSN 13478818、NAID 120006743128。
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