中倉井菜子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/29 13:46 UTC 版)
きょうが家庭教師のバイトで教えている小学5年生の少女。身体が弱く、学校を休みがちなので補填のために家庭教師を雇い、きょうが担当することになった。成績優秀であるため、母親はランクアップを希望しているが、菜子自身はきょうの教え方が優しいので「きょう先生でなければ勉強しない」と言い放ち、担当の変更を拒否している。1人っ子であり、きょうが楽しそうに妹であるあすのことを話すため、あすのことをうらやましく思い、きょうに自分のお姉様になってほしいと伝える。きょうが姉妹で服を買いに行ったり、ケーキを焼いたり、芸能人の話をしたりして楽しく過ごしているのだろうと思っていたが、きょうを連れ出してあちこちと廻った末に河原で実はあすとは一緒にいるだけで楽しいのであり、特に何かをしたり話したりするわけではないという事実を知り、自身の理想と大きく異なっていたため、「妹さんとお幸せに・・・!」といって去ってしまう。その後、この一件が原因なのか、きょうの家庭教師のアルバイトが少なくなってしまう。初登場は第2巻「その23 とある貧乏姉妹のいちにち」であるが、この時は周辺状況キャラクターとして登場しており、氏名は明かされず、台詞もない。氏名は第4巻「その38 教えて!きょう先生!」で明かされる。
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