不完全抗原とは? わかりやすく解説

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ハプテン

(不完全抗原 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 22:44 UTC 版)

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ハプテン (hapten) とは免疫原性を欠き、反応原性のみをもつ抗原。つまり、特異抗体と反応はするが、抗体やリンパ球の増殖や分化を誘導しない性質をもつ物質。不完全抗原(ふかんぜんこうげん、incomplete antigen)とも呼ばれる。脂質核酸などの分子量数百以下の低分子。

ハプテンは高分子のキャリアータンパク質と結合することにより免疫原性をもつようになる。薬物アレルギーはハプテンである薬剤が細胞質に結合し、免疫原性をもつことによって生じる。

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