上院議員時代前期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 05:06 UTC 版)
「アーサー・ヴァンデンバーグ」の記事における「上院議員時代前期」の解説
ヴァンデンバーグは上院外交委員会で主に活躍し、共和党内でも頭角を現す。当時の中西部出身の議員の大半と同じく、ヴァンデンバーグは孤立主義者であり、やがて民主党のジェラルド・ナイ上院議員と共に議会の孤立主義者グループの指導者と看做されるようになる。1940年の大統領選挙では、党内の孤立主義者の代表格として共和党の指名を獲得することを目指し、ローズヴェルト政権のヨーロッパ政策を孤立主義の観点から批判した。しかし、ウェンデル・ウィルキーが共和党の候補者に選ばれ、ヴァンデンバーグの野心は実現しなかった。 その後も孤立主義者の立場から、アメリカが第二次世界大戦に参戦することに反対し続けた。
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