上野若元とは? わかりやすく解説

上野若元

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/05 14:34 UTC 版)

上野 若元(うえの じゃくげん、1668年寛文8年〉 - 1744年6月29日延享元年5月19日〉)は、江戸時代中期の画家。長崎漢画派のひとり。

旧姓を小川。は道英、は蘭栄、癡翁・崋山とした。河村若元とも称する。山本若麟は実子。

学問を好み、特に歴史に通じていた。佐賀藩鍋島綱茂の側近として仕え藩主が没すると画家と製鐔(刀鍔の製作)を生業とした。

河村若芝逸然伝授の北宗画風の漢画と木庵伝授の鍔細工の技法を学んだ。鍔に「崋山若芝」と記名したので師の若芝と混同されやすい。

出典

豊干寒山拾得図 若元筆 絹本着色




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「上野若元」の関連用語

上野若元のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



上野若元のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの上野若元 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS