上野渉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/13 02:20 UTC 版)
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選手情報 | ||||
ラテン文字 | Wataru Ueno | |||
国籍 | ![]() |
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競技 | 陸上競技 | |||
種目 | 長距離走 | |||
大学 | 駒澤大学法学部 | |||
生年月日 | 1990年8月2日(34歳) | |||
出身地 | ![]() |
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身長 | 171cm | |||
体重 | 53kg | |||
引退 | 2020年 | |||
自己ベスト | ||||
5000m | 13分49秒79(2011年) | |||
10000m | 28分34秒72(2019年) | |||
ハーフマラソン | 1時間02分15秒(2019年) | |||
マラソン | 2時間24分08秒(2016年) | |||
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上野 渉(うえの わたる、1990年8月2日 - )は日本の陸上競技選手。専門は長距離。福岡県宗像市出身。身長171cm、体重53kg。宗像市立日の里西小学校、宗像市立日の里中学校、仙台育英学園高等学校、駒澤大学法学部政治学科卒業。現役時代はHondaに所属した。
来歴・人物
日の里中学校時代に陸上競技を初め、2年時に全日本中学校選手権3000m2位、全国中学駅伝優勝。3年時に全日本中学校選手権3000m優勝の実績を上げる。
仙台育英高校進学後、1年時の兵庫国体3000mで3位入賞。2年時の第58回全国高校駅伝で1区を務め優勝に貢献し、3年時の第59回全国高校駅伝ではのちにチームメイトになる千葉健太(佐久長聖高校)と競り合い1区区間賞を獲得した[1]。同年のインターハイでは5000mで5位入賞(日本人3位)。
駒澤大学進学後、1年生で5000m13分台・10000m28分台に突入。第86回箱根駅伝予選会(20km)では1時間00分17秒の個人16位(チーム内4位)と健闘するも、本戦は故障で当日エントリー変更となった。第41回全日本大学駅伝では1区を務め区間9位。
2年時の第22回出雲駅伝では5区で区間賞・区間新記録を樹立。第42回全日本大学駅伝ではエースの集う2区で鎧坂哲哉・大迫傑・柏原竜二に次ぐ区間5位。第87回箱根駅伝では3区区間5位。
3年時は第96回日本陸上選手権5000mで7位入賞。第23回出雲駅伝では2区で区間新記録(区間2位)。第43回全日本大学駅伝では4区区間賞でチームの優勝に貢献した。第88回箱根駅伝は7区区間2位。3月の日本学生ハーフマラソンでは大幅な自己ベストを記録した。
最終学年では主将に就任。トレードマークであった眼鏡をコンタクトレンズに切り替えた。第97回日本陸上選手権5000mでは6位に入り2年連続の入賞。第24回出雲駅伝は3区区間11位と振るわずチームは5位と惨敗。第44回全日本大学駅伝では2年連続で4区を任され、区間4位で連覇・大会新記録に貢献した。第89回箱根駅伝では9区で区間賞・3人抜きの快走を見せ、チームの復路優勝に貢献した[2]。
卒業後はHondaに入社。ニューイヤー駅伝では2014年1区区間11位、2015年7区区間9位、2018年7区区間10位と安定した成績を残した。2019年度をもって現役引退。
記録・戦績
自己ベスト
- 5000m:13分46秒79(2011年9月25日 日体大記録会)
- 10000m:28分34秒72(2019年11月30日 日体大記録会)
- ハーフマラソン:1時間02分15秒(2019年2月3日 丸亀ハーフマラソン)
- マラソン:2時間24分08秒(2016年2月14日 延岡西日本マラソン)
- 日本代表選出
関連人物
脚注
- ^ “第59回男子大会記録”. 全国高等学校駅伝競走大会. 2025年4月13日閲覧。
- ^ “【Playback箱根駅伝】第89回/日体大30年ぶり10回目のV 3年主将・服部翔大が5区で激走”. 月陸Online (2023年12月28日). 2025年4月13日閲覧。
- ^ 第40回世界クロスカントリー選手権リザルト 日本陸上競技連盟 (PDF)
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