安田亘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/07/23 14:55 UTC 版)
|
||||
|---|---|---|---|---|
| 選手情報 | ||||
| ラテン文字 | Wataru Yasuda | |||
| 国籍 |  日本 |
|||
| 競技 | 陸上競技 | |||
| 種目 | 長距離走 | |||
| 大学 | 大東文化大学経済学部 | |||
| 生年月日 | 1947年9月27日 | |||
| 出身地 |  ・福島県須賀川町（現：須賀川市） |
|||
| 没年月日 | 2021年5月21日（73歳没） | |||
| 引退 | 1980年 | |||
編集  |
||||
安田 亘（やすだ わたる、1947年9月27日 - 2021年5月21日[1]）は、日本の元陸上競技選手、指導者。福島県岩瀬郡須賀川町出身。大東文化大学経済学部卒業。
経歴
日本大学東北高等学校卒業後、3年間の社会人生活を経て1969年に大東文化大学に入学した。
大学時代
4年連続で箱根駅伝に出場。
3年時の第48回箱根駅伝では2区を担当。首位で襷を受けたが、区間9位にとどまり、2km付近でトップを譲ると5位まで後退した[2]。主将を務めた4年時の第49回箱根駅伝では9区を走り、3番手で襷を受けると16.6km付近で中央大学、23km付近で日本体育大学を抜いてトップに立つ。区間賞を獲得し[3]、初の復路優勝に貢献した[4][5]。
全日本大学駅伝では1年時の第1回大会で5区区間賞を獲得[6]。4年時の第4回大会では最終8区を走り初優勝のゴールテープを切った[7]。
大学卒業後
大学卒業後はヤクルト陸上競技部に所属し、現役引退後は2007年まで同社陸上競技部の監督を務めた。ヤクルト監督時代の教え子には大八木弘明や奥山光広がいる。2013年に、陸上競技部が創部された日本薬科大学の監督に就任し[8]、2018年末に退任。同年5月には大東文化大学の選手勧誘担当に就任した[9]。
戦績・記録
大学駅伝戦績
| 学年 | 箱根駅伝 | 全日本大学駅伝 |
|---|---|---|
| 1年生 （1969年度） |
第46回 4区-区間5位 1時間06分02秒 |
第1回 5区-区間賞 45分29秒 |
| 2年生 （1970年度） |
第47回 4区-区間6位 1時間08分58秒 |
第2回 ー － ー 出走なし |
| 3年生 （1971年度） |
第48回 2区-区間9位 1時間17分39秒 |
第3回 8区-区間6位 1時間04分32秒 |
| 4年生 （1972年度） |
第49回 9区-区間賞 1時間16分42秒 |
第4回 8区-区間5位 1時間02分45秒 |
関連項目
脚注
- ^ “大東大OBで元ヤクルト監督の安田亘氏が73歳で死去、駒大・大八木監督の現役時代を指導”. 月陸Online (2021年5月22日). 2025年7月23日閲覧。
- ^ “日体大が4連覇／写真で見る第48回箱根駅伝”. 日刊スポーツ (2020年11月14日). 2025年7月23日閲覧。
- ^ “日体大が5連覇／写真で見る第49回箱根駅伝”. 日刊スポーツ (2020年11月17日). 2025年7月23日閲覧。
- ^ “【第49回箱根駅伝】日本体育大、史上2校目の5連覇…大東文化大が初の復路優勝”. 讀賣新聞オンライン (2023年9月12日). 2025年7月23日閲覧。
- ^ “【Playback箱根駅伝】第49回／日体大 快進撃止まらず5連覇！ 東海大が初の箱根路”. 月陸Online (2023年12月18日). 2025年7月23日閲覧。
- ^ “過去の大会データ 第1回大会記録”. 全日本大学駅伝. 2025年7月23日閲覧。
- ^ “各大会の歴史 第4回大会”. 全日本大学駅伝. 2025年7月23日閲覧。
- ^ “【日本薬科大学陸上部】念願の箱根へ大勝負‐本大会出場は「ボーダーライン」、14日に予選会”. 薬事日報 (2017年10月12日). 2025年7月23日閲覧。
- ^ “大東大駅伝チームに70歳のベテランスカウト加入”. スポーツ報知 (2018年5月26日). 2025年7月23日閲覧。
 |
この項目は、陸上選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:陸上競技/PJ陸上競技）。 |
- 安田亘のページへのリンク
