上野国分尼寺跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 06:21 UTC 版)
尼寺跡は僧寺跡の東方540メートルに位置する。寺域は方1.5町と推定される(東辺の寺域は確定)。主要伽藍として、中門・金堂・講堂・尼房(尼坊)の基壇が確認されており、東大寺または法華寺を模倣し塔を省略した伽藍配置と推定される。僧寺とは異なり、築垣は簡略的なものとされる。現在では、礎石等は埋め戻されている。 なお、古くは北東1.5キロメートルに位置する山王廃寺跡を尼寺に比定する説もあった。
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