上野原スポーツ学習施設(仮)をめぐる訴訟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/20 07:20 UTC 版)
「神山好市」の記事における「上野原スポーツ学習施設(仮)をめぐる訴訟」の解説
1994年7月20日から1995年3月16日までの間に中野区が「上野原スポーツ学習施設(仮)」の用地の名目で10億7888万408円で購入した約20ヘクタールの土地が、不当に高額であった疑いがもたれ、中野区へ損害賠償として1億6000万円を払うことを請求する住民訴訟を起こされる。一審の東京地方裁判所では、本案前の住民監査請求が用地売買契約から1年以上を経過しているという理由で却下されたが、1999年、東京高等裁判所での控訴審では住民監査請求が遅れた正当な理由として「住民が独自に調査するのには時間を要する」が認められ、審理を一審に差戻す判決が出された。神山区長退任後の2002年12月、中野区教育委員会は同施設の建設計画を断念し、土地は1億3310万円で上野原市へ売却された。なお、住民訴訟は差戻し後の一審で和解している。
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