三段論法の4つの格(配列パターン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 05:55 UTC 版)
「三段論法」の記事における「三段論法の4つの格(配列パターン)」の解説
三命題における S、P、Mの配列パターンを格(かく、(英: figure)と呼び、これには4つの可能性がある。 三段論法の「格」格大前提小前提結論第一格M - P S - M S - P 第二格P - M S - M S - P 第三格M - P M - S S - P 第四格P - M M - S S - P (なお、第四格は、ガレノスが形式整備のために補完したものである。アリストテレスは、実用性は無いと考え、省いたものと考えられている。) ちなみに、上記した命題の4つの「型」(A、E、I、O)と、この4つの「格」を組み合わせて表現すると、例えば、第一格の命題が全てAの場合は、(分かりやすくこれを小文字のaにして) MaP SaM SaP といった具合に表現できる。
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