三島村役場の設置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 04:50 UTC 版)
第二次世界大戦後の1947年(昭和22年)12月25日、稲荷町12番地(1945年2月24日設置)に設置されていた十島村仮役場が築町52番地へ新たに庁舎を建設して移転した。十島村はトカラ列島と上三島から構成される村であったが、1946年(昭和21年)に十島村(じっとうそん)のうち役場がある中之島を含む北緯30度以南のトカラ列島が日本国政府の行政権下から分離されアメリカ合衆国の統治下に置かれたため、日本国政府の行政権下に残り村役場を失った上三島の区域を管轄する村の仮役場が鹿児島市稲荷町に設置された。 築町に役場を置いた十島村は、1952年(昭和27年)に北緯30度以南から北緯29度以北までの区域がアメリカ合衆国による統治より日本国の行政権下に復帰したが(本土復帰)、政令によって復帰した区域をもって新たに十島村(としまむら)が設置されたため、上三島の区域は北緯30度以北に区域を変更し、同時に村名を三島村に改称し、築町に設置されていた十島村仮役場は三島村役場となった。 詳細は「三島村役場」を参照
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