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尾道市歌

(三原をとめ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/07 12:42 UTC 版)

尾道市歌(初代)

市歌の対象
尾道市

作詞 二宮苔石
作曲 鈴木哲夫
採用時期 1937年[1]
採用終了 1958年(「尾道市民の歌」への代替わり)
言語 日本語
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尾道市歌」(おのみちしか)は、日本広島県尾道市でかつて制定されていた市歌である。作詞・二宮苔石、作曲・鈴木哲夫。

解説

「尾道市歌 / 三原をとめ」
(A面) 藤山一郎 /
(B面) 美ち奴
シングル
A面 市歌 尾道市歌
B面 流行歌 三原をとめ
リリース
規格 SPレコード
ジャンル 市歌歌謡曲
レーベル テイチク(特0184)
作詞・作曲 作詞:二宮苔石(#A)、海音寺潮(#B)
作曲:鈴木哲夫(#A, B)
編曲:大久保徳二郎(#A)、鈴木哲夫(#B)
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1937年(昭和12年)4月[1]御調郡栗原町吉和村を編入合併して市域を拡大したことを記念して制定された。歌詞は懸賞募集に拠り、久保尋常小学校訓導であった二宮苔石(憲樹、1900年 - 1970年)の応募作が採用されたものである[2]。制定時にテイチク藤山一郎の歌唱をA面大阪毎日新聞(現在の毎日新聞大阪本社)選定の流行歌で美ち奴が歌唱する「三原をとめ」をB面に吹き込んだSP盤規格品番:特0184)を製造している。

歌詞は全4番から成るが、3番に「皇国(すめらみくに)の」と大時代的な語句を含むことが問題視されたため戦後に該当箇所を「民主日本の」へ改訂[3]、もしくは3番自体を削除して紹介されている[4]。その後、1958年(昭和33年)には市制60周年を記念して現行の「尾道市民の歌」(作詞:武村好郎、作曲:高木東六)が新たに作られて代替わりし、初代「尾道市歌」は廃止された。

参考文献

出典

  1. ^ a b 上園(1937), pp434-435
  2. ^ 林(1985), p1204
  3. ^ 尾道市(1950), 巻頭
  4. ^ 尾道民話伝説研究会(1986), p147

関連項目




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