三十路会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 00:23 UTC 版)
中野は自身こそ目立たないものの、その交友関係となると非常に広く、いくつもの親睦会のまとめ役となっている。 そのうちの「三十路会」(みそじ かい)は、中野、伊志井寛、小林秀恒(画家)らが提唱し昭和12年から開始され、実際に三十代だったメンバーが参加したもの。 メンバーが三十代をすぎても会は続き、「いつまでも三十代の若い気持ちで仕事をしている同志たち」の会となり、また、家庭で仕事を支える夫人を必ず会合に同伴するという、ユニークなものだった。 左の画像は昭和28年にもたれた会合。後列左から、新国劇俳優の島田正吾、中野實、挿絵画家の岩田専太郎、映画俳優の長谷川一夫、歌舞伎役者の十四代目守田勘彌。中列左から、中野夫人、島田夫人、辰巳夫人、脚本家の大江良太郎、新生新派の伊志井寛、林夫人、長谷川夫人、伊志井夫人、岩田夫人。前列左から、東京吉本社長の林弘高、新国劇俳優の辰巳柳太郎。
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