七月恒星(ななつき こうせい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 00:54 UTC 版)
「クロウカシス 七憑キノ贄」の記事における「七月恒星(ななつき こうせい)」の解説
七月家の先代当主で、30歳を過ぎた頃に辻村家から七月家へ婿入りした。大衆受けはしないが世界的に高い評価を得ている音楽家で、現在の七月家の財産はほとんど彼一人で築いたものである。摩夜を深く愛しており、彼女の凶行を知っても告発する事もせず、精神を病んだ彼女に献身的に尽くしていたが、心身共に疲労しきった折にマリノと過ちを犯してしまい、この事が次世代にまで続く大きな禍根を残す結果となる。摩夜と士郎によって砒素を盛られており余命短いと悟ると、自ら首を吊って生涯を終える。遺書には詩音に一切の遺産を渡さない旨の記載があるが、これは実子でありながら不遇の彼女が遺産を巡る争議に巻き込まれずに平穏に過ごせるようにとの、せめてもの配慮であった。なお、藍と紅緒が自分の子でない事を知った後も、それまでと変わらず愛情を注いでいた。
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