一般身体所見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/29 21:21 UTC 版)
脛骨前色素斑 脛骨前色素斑は前脛骨部褐色萎縮班とも言われる。両側前脛骨部を中心に多数出現する淡茶色の円形斑点である。前脛骨部に軽い炎症を伴って紅斑、小水泡、紫斑が出現する。次いで表面平滑な暗赤色の班がみられる。徐々に直径が大きくなるとともに数が増え、色素沈着と皮膚萎縮を伴って小円形褐色萎縮班となる。糖尿病経過の長い男性でみられることがある。 デュピュイトラン拘縮 デュピュイトラン拘縮は結節状に線維芽細胞が増殖して手掌腱膜の短縮を生じ、進行性に指の屈曲変形をきたす結合組織病のひとつである。糖尿病性神経障害の進行した男性にみられることがある。
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