ヴェーダとウパニシャッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 08:19 UTC 版)
「ダルマ (インド発祥の宗教)」の記事における「ヴェーダとウパニシャッド」の解説
この記事の歴史節は、ヴェーダにおけるダルマの観念の発展を論じている。この発展はウパニシャッドや後のヒンドゥー教の古代文献で続いた。ウパニシャッドではダルマの観念は法や秩序、調和、真理の普遍的な主題として続いている。宇宙の規定される道徳的主題として行動する。高潔の法として説明され、ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッドの賛歌1.4.14では次のように諦(サンスクリット:सत्यं、真理)と等しくしている。 धर्मः तस्माद्धर्मात् परं नास्त्य् अथो अबलीयान् बलीयाँसमाशँसते धर्मेण यथा राज्ञैवम् ।यो वै स धर्मः सत्यं वै तत् तस्मात्सत्यं वदन्तमाहुर् धर्मं वदतीति धर्मं वा वदन्तँ सत्यं वदतीत्य् एतद्ध्येवैतदुभयं भवति ।। 無はダルマより高い。弱さは王を超えるものとしてダルマにより強きものに打ち勝つ。まさしくそのダルマは真理(Satya)であり、従って人が真理を話す時、「ダルマを語っている」と言い、ダルマを語るなら、「真理を語っている!」と言う。だから二つは一つである。 —ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド、1.4.xiv
※この「ヴェーダとウパニシャッド」の解説は、「ダルマ (インド発祥の宗教)」の解説の一部です。
「ヴェーダとウパニシャッド」を含む「ダルマ (インド発祥の宗教)」の記事については、「ダルマ (インド発祥の宗教)」の概要を参照ください。
- ヴェーダとウパニシャッドのページへのリンク