ワイルドカードとしてのジョーカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 23:30 UTC 版)
「7並べ」の記事における「ワイルドカードとしてのジョーカー」の解説
ジョーカーを一枚または二枚追加してゲームを行う。ジョーカーはワイルドカードとしての役目を果たす。ジョーカーを持っているプレイヤーは、自分の番であれば任意の時に、通常の札を出す代わりにジョーカーを場に置くことができる。ババ抜きと同じく、最後にジョーカーを持っていたプレイヤーは負けとなるが、前述の通り、プレイヤーの誰かが4回目のパスをして脱落した場合はジョーカーを持っているプレイヤーでも最下位ではない順位となる。 プレイヤー(以下Aと呼ぶ)がジョーカーを置いたら、ジョーカーが置かれた位置のカードを持っているプレイヤーはすぐにその位置のカードを出し、代わりにジョーカーを手札に加えなければならない。 例えば、プレイヤーAがジョーカーを ♢ {\displaystyle \diamondsuit } 5の位置に置いたら、 ♢ {\displaystyle \diamondsuit } 5を持っているプレイヤーはジョーカーの位置に ♢ {\displaystyle \diamondsuit } 5を置き、ジョーカーを引き取らなければならない。 プレイヤーAがジョーカーを置くことができるのは、現時点でプレイできるカードの位置だけである。例えばハートのカードが ♡ {\displaystyle \heartsuit } 4から ♡ {\displaystyle \heartsuit } Jまでしか場に出ていなかった場合、プレイヤーAは ♡ {\displaystyle \heartsuit } 2の位置にジョーカーを置くことはできない。ハートでプレイヤーAがジョーカーを置けるのは、 ♡ {\displaystyle \heartsuit } 3か ♡ {\displaystyle \heartsuit } Qだけである。 ジョーカーの位置のカードが出されたら、プレイヤーAの左隣のプレイヤーの番に移る。 ルールによっては、ジョーカーは単独で使わず、場に出したいカードの間を埋める形で使用する。上記の例で言えば、プレイヤーAが ♡ {\displaystyle \heartsuit } 2を出したい場合に、 ♡ {\displaystyle \heartsuit } 4の隣にジョーカー・ ♡ {\displaystyle \heartsuit } 2の順に並べて配置する。 ♡ {\displaystyle \heartsuit } 3を持っているプレイヤーはジョーカーの位置にカードを出し、代わりにジョーカーを手札に加えなければならない。 ローカルルールとして、2ゲーム以上続けて行う場合、2回目以降に最初にジョーカーを持つのは必ず前のゲームの敗者(最後までジョーカーを持っていたプレイヤー)とする場合がある。
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