ローマ浴場と城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 08:58 UTC 版)
「ミヒェルシュタット」の記事における「ローマ浴場と城」の解説
ヴュルツベルク地区のすぐ近くの森林伐採地にローマ時代のヴュルツベルク城趾がある。この城はネッカー=オーデンヴァルト・リーメスの一部として紀元100年頃に建設され、国境がさらに東へ移動するまでの約60年間使用された。この城については基礎壁から概略がわかっているだけである。これに対して隣接する小さなローマ浴場は修復されている。地面は当時の位置まで掘り下げられ、高さ1mほどの壁が建っている。小さな規模の浴場ではあるが、約120人の城の駐留兵だけで造営されたものである。ローマ浴場の構造はよく解っている。 フィールブロンから遠くない所にレーヴェンシュタイン=ヴェルトハイム=ローゼンベルク侯家のかつての狩りの城がある。やはりリーメスの一部であるハインハウス城趾も見られる。さらにミヒェルシュタット地区の東端にオイルバッハ城と、その近くにオイルバッハ庭園がある。この庭園は19世紀初めの同名の狩りの城に附属した庭園に由来するイギリス式庭園で、鳥獣園を併設している。
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