ロバート・シルヴァーバーグ『クトゥルーの眷属』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/11 16:04 UTC 版)
「ナラトゥース」の記事における「ロバート・シルヴァーバーグ『クトゥルーの眷属』」の解説
ナラトゥースの初出。青心社系翻訳なので「ナラトース」「クトゥルー」表記になっている。青心社の『クトゥルー』と国書刊行会の『真ク』を併せて、ナラトゥースが登場する唯一の作品。ロバート・シルヴァーバーグが、パルプ・ライター時代の1959年に発表した。 本作はユーモラスな内容となっており、東雅夫は『クトゥルー神話辞典』にて「SF界の大御所の手になる珍しい神話小説」「最も召喚の容易な下級の魔物と平凡な若者を主役に据えた発想の転換は秀逸で、寓話風の味わいを醸しだしている」「『アラビアン・ナイト』のランプの魔神のエピソードを彷彿とさせる」と解説している。
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