ロッテセブン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 07:26 UTC 版)
韓国ロッテグループは1979年12月17日に、ソウル小公洞にロッテ百貨店を開店させた。ロッテグループの名誉会長であった辛格浩はデパートにとどまらず全ての流通分野でトップになることを目指し事業を展開した。その過程でコンビニエンスストアにも進出することとなった。 1981年7月、セブン-イレブンを日本で展開していたイトーヨーカドーからコンビニ事業の提案を受け、1981年9月にロッテ百貨店内にCVS事業部を構成、国内展開を目指した。しかしながらフランチャイズ事業の不確実性と高いロイヤリティの負担が作用し、ロッテは独自のテスト店舗を運営した後に事業展開するかを最終決定することとなった。 1982年11月、ロッテセブンの1号店をソウル新堂洞にて開業した。当時は生活必需品やインスタント食品など2000種類の商品を午前7時から午後11時まで年中無休で営業していた。しかしながらコンビニエンスストアへの消費者の理解が足りなかったこともあり、1983年には新堂洞店を皮切りに3店舗全てを閉店、撤退した。 なお、同時期にはニューコアの「ニュータウン」、漢陽流通(後の韓火流通)が「漢陽ストア」という名前のコンビニエンスストアを展開したが、いずれも長続きすることなく閉店した。
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