ログイン [Project,Programmer]
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 03:58 UTC 版)
「RSTS/E」の記事における「ログイン [Project,Programmer]」の解説
ユーザーがシステムと接続するには、LOGIN(またはHELLO)コマンドを使用する。実際にはログインしていない端末に任意のコマンドを入力すると、自動的にLOGINプログラムを起動してから入力されたコマンドを解釈するようになっている。ログアウト状態で入力されたコマンドについてログアウト状態で実行が許可されていない場合、"Please say HELLO" といったメッセージが表示される。version 9 より以前、1行でログインすることもできたが、そうするとパスワードが画面上にそのまま表示されるので、後ろから覗き見される危険性があった。 ByeHELLO 1,2;SECRETReady または I 1,2;SECRETReady または LOGIN 1,2;SECRETReady 端末の状態は、コマンドに対する反応(表示)で識別できる。例えば BASIC-PLUS RTS にログインしている場合、KBM は "Ready" というプロンプトを表示し、ログアウトしているユーザーには "Bye" というプロンプトを返す。 ログインに際しては PPN (Project Programmer Number) とパスワードを入力する。ユーザーの番号は、プロジェクト番号(UNIXのグループ識別子に相当)、カンマ、プログラマ番号という形式である。どちらの番号も0から254までで、特別な例外もある。アカウントを識別するのにこれらの番号を使う場合、角括弧で囲む。例えば、[10,5](プロジェクト番号10、プログラマ番号5)、[254,31]、[2,146]、[200,220] といった形式である。ユーザーがシステムプログラムを起動してログアウトした場合(管理者がそれを許している場合)、PPN は [0,0] となり、SYSTATコマンドでは **,** と表示される。これは正しいアカウント番号ではないことを示している。
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