ろう‐の‐き〔ラフ‐〕【×蝋の木】
読み方:ろうのき
ハゼノキの別名。
蝋の木
蝋木
蝋木
らふの木
蝋の木
ハゼノキ
(ロウノキ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 20:06 UTC 版)
ハゼノキ(櫨の木[5]・櫨[6]・黄櫨の木[7]・黄櫨[8]、学名: Toxicodendron succedaneum)はウルシ科ウルシ属の落葉小高木。単にハゼとも言う[9]。東南アジアから東アジアの温暖な地域に自生する。秋に美しく紅葉することで知られ、ウルシほどではないがかぶれることもある。日本には、果実から木蝋(Japan wax)を採取する資源作物として、江戸時代頃に琉球王国から持ち込まれ、それまで木蝋の主原料であったウルシの果実を駆逐した。
注釈
出典
- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Toxicodendron succedaneum (L.) Kuntze ハゼノキ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月25日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rhus succedanea L. var. japonica Engl. ハゼノキ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月25日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rhus succedanea L. var. dumoutieri (Piérre) Kudo et Matsuura ハゼノキ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月25日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rhus succedanea L. ハゼノキ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 103.
- ^ a b c d e f g h i j k l 田中潔 2011, p. 61.
- ^ a b c d 亀田龍吉 2014, p. 29.
- ^ a b c d e f g 林将之 2008b, p. 40.
- ^ a b 樹皮・葉でわかる樹木図鑑 (2011)、170頁
- ^ a b c d 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 248.
- ^ a b c d e f g h 林将之 2008a, p. 139.
- ^ a b 辻井達一 2006, p. 117.
- ^ a b 林将之 2011, p. 145.
- ^ 林将之 2011, p. 144.
- ^ “木蝋(もくろう)-文化財を維持する特用林産物”. 日本特用林産振興会. 2019年4月24日閲覧。
- ^ 矢野眞由美 2015[要ページ番号]
- ^ 桜島町郷土誌編さん委員会 1988, p. 153.
- ^ 鹿児島県 1967[要ページ番号]
- ^ 「第三章 城下町と近郊農村の産業」『広島市史 第三巻 社会経済編』pp224 昭和34年8月15日 広島市役所
- ^ 「櫨紅葉」「櫨の実」「櫨採り」は晩秋・植物の季語。一方、「櫨」「櫨の木」は仲夏・植物に、「櫨の花」は初夏・植物に分類される季語である。- 齋藤慎爾・阿久根末忠編『必携季語秀句用字用例辞典』柏書房、1997年、P.871。
- ^ 9位 柳坂曽根の櫨(福岡県久留米市)葉と実 一幅の絵のよう『日本経済新聞』2019年9月7日・土曜朝刊別刷りNIKKEIプラス1「何でもランキング」(2面)2021年1月3日閲覧
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