レーシングモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/08 17:19 UTC 版)
「フェラーリ・250」の記事における「レーシングモデル」の解説
250 S 250最初のモデルは、1952年のミッレミリアに参戦した「250S ベルリネッタ・プロトタイプ」 で、Giovanni BraccoとAlfonso Rolfoに委ねられ、ライバルであったRudolf Caracciola、Hermann Lang、Karl Klingらが駆るメルセデス・ベンツ 300SL レーシングに長い直線などでは遅れを取ったが、上り坂やコーナー・セクションで好走し、最終的に優勝を勝ち取った。この車は後にル・マン24時間レースとカレラ・パナメリカーナ・メヒコにも参戦した。 この250Sは、"Tuboscocca"という名の格子型チューブラー・フレームを持ち、ホイールベースは2250mmで、フロントはダブルウィッシュボーン式サスペンション、リアはライブアクスルでダブルの縦置きリーフスプリングが組み合わされていた。ブレーキはドラム式で、ステアリングはウォームアンドセクタ型が標準であった。エンジンは、ドライサンプでウェーバー36DCFキャブレターが組み合わせられ230PSを発揮した。トランスミッションは5速MT。 250MM 250モンツァ 250TR 250GTO 250P 250LM
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