レトリック(レートリケー)の意味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 23:04 UTC 版)
「弁論術 (アリストテレス)」の記事における「レトリック(レートリケー)の意味」の解説
レトリック(レートリケー)は、現代日本においては「修辞学」と訳され、単に言葉を飾り立てるだけの技術ばかりが注目されがちだが、アテナイをはじめとする古代ギリシャにおける元々の意味は、議会、法廷、公衆の面前などにおいて、聴衆を魅了・説得する、あるいは押し切るための、実践的な「雄弁術」「弁論術」「説得術」であり、アリストテレスがこの書で論じているのも、まさにその意味でのレトリック(レートリケー)である。 なお、このレートリケー(弁論術)は、元々はシケリアの法廷弁論として発達したものであり、その創始者・大成者は、コラクス及びその弟子のテイシアスとされる。
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