レシプロからの換装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 00:33 UTC 版)
「ターボプロップエンジン」の記事における「レシプロからの換装」の解説
実用レベルに達したターボプロップ機の販売が開始されると、レシプロエンジン機は機械的な寿命を迎える前に燃費や速度面で陳腐化し資産価値(中古市場での価格)が低下してしまった。そこでエンジンをターボプロップに換装して性能を向上させ価値の低下を防ぐ近代化が提案された。1980年代にはコンロイ・エアクラフトやベイズラー・ターボ・コンヴァージョンなど専門メーカーによる換装が数多く行われた。 特に1万機以上が製造されたDC-3はターボプロップ化によるメリットが大きく、1990年になってもBT-67を発表するなど依然として需要が存在する。 軍用機では、性能向上だけでなく、燃料をガソリンからジェット燃料に統一して運用の効率化を図れるというメリットもある。例として、P2V-7をターボプロップエンジンへ換装したP-2Jが製造されている。
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