ルール改正後の動向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/11 17:00 UTC 版)
2010年からの国際ルールでは直接か、技を掛けると同時に、脚を掴むと即座に反則負けになるが、この技の場合は脚を掴むもののそれは連絡技の一環としての動作と見なされているようなので、国際大会で使用しても反則の対象とはならなかった(返し技や連絡技、相手の変則組み手などから脚を掴むことは問題ない)。 2010年には世界ジュニア73 kg級3回戦で六郷雄平がチュニジアの選手にこの技で投げられている。他には2010年の世界団体初戦でもトルコの選手がモンゴルの選手相手に一本にこそならなかったが、この技で有効ポイントを挙げている。(いずれのケースもサリハニほど完成されたスタイルのギャヴァーレではなかった)。 また、女子においては2010年のグランドスラム・パリ57 kg級決勝でモルガネ・リボーが松本薫相手にこの技を試みているが、松本にかわされてポイントにはならなかった。 しかし、2013年から試験導入された新ルールでは、帯から下を掴む行為は一切禁止されることになったために、この技を使用すれば反則負けが適用されることになった。2014年からはこの新ルールが一部改定されて、正式に導入された。2017年、脚掴みは1度目が指導、2度目が反則負けに戻る。2018年、脚掴みは通常の指導に。
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