リンブルグとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > リンブルグの意味・解説 

リンブルク【Limburg an der Lahn】

読み方:りんぶるく

ドイツ中西部ヘッセン州都市正式名称はリンブルク‐アンデアラーンライン川支流ラーン川市中流れる。旧市街には、13世紀から15世紀初頭にかけて建造され後期ロマネスク様式のザンクトゲオルク大聖堂や、木組み造り民家など、歴史的建造物数多く残っている。

リンブルクの画像
ザンクトゲオルグ大聖堂撮影・rykerstribe http://os7.biz/u/FfNpJ

リンブルフ

(リンブルグ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/23 06:45 UTC 版)

リンブルフ

リンブルフオランダ語リンブルフ語:Limburg オランダ語: [ˈlɪmbʏrx] ( 音声ファイル))は、オランダ南部からベルギー東部にかけての地域である。リンブルヒとも発音される場合がある。また、ドイツ語の発音 [ˈlɪmˌbʊʁk] やその転訛からリンブルクリーンブルクリンブルグとも表記される。歴史的地域としてのリンブルフは現ドイツ領にもまたがっており、また19世紀にはオランダ王国の一部でありながらドイツ連邦にも「リンブルク公国」または「リンブルフ公国」 (Herzogtum Limburg / Hertogdom Limburg) として加盟しており、ドイツ語名で呼ぶのも誤りではない。

現在のリンブルフは、行政上2つの地域からなる。

歴史

リンブルフは、現在はベルギー、リエージュ州ランブールフランス語版:Limbourg)という小さな町にその名が由来する。中世にはこの町の名前を冠したランブール公爵の所領が、リエージュ州北部のエルブ地域からベルギー・オランダの両リンブルフ州、さらに現在のドイツノルトライン=ヴェストファーレン州の一部にまたがって存在した。ランブール公は神聖ローマ帝国の諸侯であり、その所領はリンブルク公国またはリンブルフ公国 (Herzogtum Limburg / Hertogdom Limburg) の名で呼ばれる。リンブルク公国はブルゴーニュ領ネーデルラント、後にハプスブルク領ネーデルラントの一部となった。

ネーデルラント連合王国から1830年にベルギーが独立した際、リンブルフは当初全域がベルギーの統治下に置かれたが、1839年に現在のように2分割された。

愛唱歌

"In 't Bronsgroen Eikenhout" は、ベルギーとオランダのリンブルフ地域の愛唱歌である。

言語

リンブルフはオランダと、ベルギーのフランデレン地域に属するので、リンブルフの公用語オランダ語である。しかし、ドイツ語の方言であるリンブルフ語がこの地域全体で話されている。リンブルフ語の地位はヨーロッパ法のおかげで高められたが、ベルギー当局は支持に慎重である。一方オランダでは、リンブルフ語がヨーロッパ地方言語・少数言語憲章の第2章により適度の保護を受けている。ドイツの文献では「ベルク語」(Bergisch)または「リンブルフ・ベルク語」(Limburgisch-Bergisch)と呼ばれることがある。ドイツのクレーヴェ周辺の方言と非常に似ている。

脚注

[脚注の使い方]

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「リンブルグ」の関連用語

リンブルグのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



リンブルグのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのリンブルフ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS