リンゴによる力の表現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 17:52 UTC 版)
「ニュートン (単位)」の記事における「リンゴによる力の表現」の解説
ニュートンのリンゴについての逸話にちなんで、リンゴ1個に働く重力が 1 N であるという初等的説明がなされることがある。 より正確には質量102 g のリンゴに働く重力が、0.102 kg × 9.80665 m/s2 = 1.00 N ということになる。ただし、日本で流通しているリンゴは海外と比較して大きいものが多く、質量が102 g を上回る品種がほとんどである。しかし質量が102 g を下回る小さいリンゴの品種も一部存在する。 リンゴの比重が 1.0 (水と同じ)であり、真球であるとすると、質量102 g のりんごの直径は 5.8 cm となる(超球の体積#公式)。このことからも、実際の市販されているリンゴとしては小さすぎることが分かる。このため、リンゴに替えて、1 N を、みかんやキウイまたは単1乾電池 1個に働く重力との説明もある。
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