リズムなぎなた
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 03:17 UTC 版)
直心影流薙刀術を宗家として継承していた園部繁八によって開発された、音楽に合わせて打突や形を披露し、なぎなたの発展普及に貢献するものである。園部の回想によれば、修徳館でピアノ伴奏によるラジオ体操のリズムに合わせて薙刀の振りや突きの操作を行ったのがリズムなぎなた誕生の契機であり、やがて園部の後継者だけでなく、教師や武徳会出身者にまで伝播した。教育教材としては、勝敗を決する競技とは異なり、基本を学ぶときに集団で取り組める教材として適しているとされる。 通常は大会や祭典などのエキシビジョンとして行われ、優劣を競うものではない。服装も規定の稽古着に制限されることはなく、内容も古流の形を取り入れたりと自由に構成することができる。
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