ラストエンペラー_(テレビドラマ)とは? わかりやすく解説

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ラストエンペラー (テレビドラマ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/24 03:46 UTC 版)

ラストエンペラー
各種表記
繁体字 末代皇帝
簡体字 末代皇帝
拼音 Mòdài Huángdì
発音: モーダイホァンディ
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ラストエンペラー』(: 末代皇帝)は中華人民共和国で1988年に放送されたテレビドラマ愛新覚羅溥儀の生涯をドラマ化したものである。

なお、VHSソフトの邦題は『末代皇帝 THE LAST EMPEROR』だったが、後の地上波・BS放送とDVDソフトでは邦題が『ラストエンペラー』となった。

概要

溥儀自伝『我が半生』(原題:我的前半生)に基づき、溥儀の弟・溥傑の監修の下に製作されたもので、溥儀が光緒帝の死によって僅か3歳で帝位に即いてから、辛亥革命満州国建国、終戦、撫順での「改造」を経て、北京に戻り周恩来からそのことを祝福されるまでを描いている。

物語色の強い映画『ラストエンペラー』(1987年)に比べ、溥儀自身の回想や親族の証言に基づいた内容となっており、一部には当時の実写フィルムが用いられるが、登場人物が一部仮の名前になっており、シチュエーションも一部を変えてあるなど、テレビドラマだけに脚色も見られ、全てが事実というわけではない。

タイトルの『末代皇帝』とは文字通り最後の皇帝という意味であり、溥儀の生涯を扱うドラマにとってはふさわしいタイトルである。題字は溥傑により揮毫された。なお、映画『ラストエンペラー』も中国での公開時は「末代皇帝」というタイトルであった。

キャストは日本人の登場人物も中国人俳優が演じている。日本人のセリフは日本語で作成されており、音声は日本語、字幕は中国語で当てられている。

このドラマ以降の溥儀の生涯を扱ったものとして、少々このドラマと時代が重なるが、映画『火龍』がある。

出演者

(実在人物のみ記載、架空や変名の登場人物は一部省略。西洋人の出演者は漢字表記のまま記載した。)

ナレーション…羽佐間道夫

その他の日本語吹き替え ‐ 藤本譲広瀬正志、斉藤茂、滝沢ロコ、藤田昇、田口昂、筈見純、加藤正之

スタッフ

  • 監督…張建民、周環
  • 脚本…王樹元
  • 音楽…王憲
  • 撮影…王東明
  • 美術…何宝通、蔡龍西庄

日本語版スタッフ

  • 翻訳…廖伊庄
  • 日本語版スタッフ…左近允洋、飯塚秀保、猪飼和彦

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