ラインエディタ
ラインエディタとは、1行単位でテキストを編集するためのプログラムのことである。
ラインエディタに対して、画面上にテキストの内容を表示できて、任意の場所の編集ができるテキスト編集プログラムは、スクリーンエディタと呼ばれる。現在ではエディタと言えば、スクリーンエディタのことと思って良いが、過去にはテキストファイルにコマンドを入力することで1行ずつ編集することは、大きなサイズのファイルが少なかったこともあり、普通のことであった。
例えば、MS-DOSにはEDLINというラインエディタが標準で用意されており、バッチファイルのようなテキストファイルの編集に利用されていた。なお、Windows XPのようなWindows OSにもEDLIN自身は残っており、使用することはできる。
ラインエディタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 08:48 UTC 版)
行単位で編集を行うものである。スクリーンエディタが開発される以前のテキストエディタは、主にこれが使用されていた。その後は、最速のエディタが必要な場合や、スクリーンエディタが起動しないような緊急の場合に利用されるエディタとなった。CP/MのED、MS-DOSのEDLIN、UNIX系ではedなどがこれに該当する。ラインエディタの基本的な操作は一行のコマンドであり、数字や文字列検索で行を指定し、表示させたり挿入・削除や文字列置換などの編集をしたりした後、保存する。
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