ラインハルト・シュヴァルツ=シリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 10:19 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ラインハルト・シュヴァルツ=シリング(Reinhard Schwarz-Schilling、1904年5月9日 - 1985年12月9日)は、ドイツの作曲家。
来歴
ハノーファー出身。化学薬品製造業者の子として生まれ、1922年からミュンヘン・ケルンで音楽を学んだ。さらに1927年から1929年までハインリヒ・カミンスキに師事した。1938年からベルリン音楽大学(現在のベルリン芸術大学)で教職に就いた。
敬虔なカトリック教徒で、その音楽はしばしば宗教的・霊的なテーマから発想を得ている。彼の調性音楽の語法はヨハン・ゼバスティアン・バッハの伝統に従ったものであり、また師であるカミンスキの影響を強く受けている。多くの管弦楽曲・室内楽曲・オルガン曲・合唱曲を作曲したが、もっともよく知られている作品は1979年から1982年にかけて作曲したカンタータ『Die Botschaft』である。
親族
政治家のクリスティアン・シュヴァルツ=シリングは息子にあたる。
作品
- オーケストラのためのパルティータ(1935)
- 弦楽オーケストラのための序奏とフーガ(1948)
- ヴァイオリン協奏曲(1953)
- 交響曲ハ長調(1963)
固有名詞の分類
近現代の作曲家 |
ニコス・スカルコッタス 原嘉壽子 ラインハルト・シュヴァルツ=シリング ロマン・マチエイェフスキ フランシスコ・エスクデロ |
ドイツの作曲家 |
エルヴィン・ドレッセル レオンハルト・レヒナー ラインハルト・シュヴァルツ=シリング ユリウス・アイヒベルク ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー |
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