ライフサイクル中の対象範囲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/23 15:07 UTC 版)
「エネルギーペイバックタイム」の記事における「ライフサイクル中の対象範囲」の解説
運用中のある時点までの収支をみるか、ライフサイクル全体を見るかの二通りがある。 運用中のある時点までのエネルギー収支だけを考慮する場合 設備製造など運用開始までの投入エネルギーと、ある時点までの運用に必要なエネルギーだけを考慮する。 時系列でみてエネルギー収支が正になるまでの時間を求める際に用いられる。エネルギー収支比への換算やライフサイクル全体を対象とする評価の際は、解体廃棄が算入されていないことを考慮する必要がある。 設備製造など運用開始までの投入分に加え、全運用期間の運用エネルギーや解体・廃棄のエネルギーも含める。 ライフサイクル全体を通してみた性能の評価に用いる。エネルギー収支比との相互変換が比較的容易である。
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