ユーロ債の時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/22 05:39 UTC 版)
1980年には、外資法が廃止され、かわりに改正外為法及び外国貿易管理法が施行された。海外の機関投資家はユーロ円債を発行しだした。邦銀はインパクトローンを発行するようになった(インパクトローンとは使途無制限の外債のこと)。 1992年には、事前届出制から原則事後報告制となった。そして、1998年4月に施行された「外国為替及び外国貿易法」(改正外為法)によって、すべての資本取引にかかわる事前の許可・届出制度が廃止され、事後報告制となった。 金融ビッグバンは総仕上げであった。1997年、ストックオプションが機関投資家に系列株を買収する機会を与え、持株会社の解禁が買収株式によるコンツェルン化を可能にした。日本経済は機関化され、電力自由化を議論するまでになった。
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