モノクローナル製剤
【概要】 1989年から行われている凝固因子製剤(第Ⅷ因子、第IX因子)製剤の製造方法。凝固因子にタイするモノクローナル抗体をビーズにつけ、血漿を通過させると電磁石のように凝固因子だけが付着し、ウイルスなどの不純物を取り除き、より純度が高い凝固因子が得られる。
【詳しく】 最初に製品化したのはバクスター社で、加熱製剤を追いやり、一時期の市場を制した。日本赤十字社のクロスエイトMはバクスター社に特許使用料を払って製造している。この製剤からは新たなHIV感染は起こっていないが、このあとパルボウイルスB19(PB19)感染は発生した。現在はPB19対策もとられ、問題となる感染症は発生していない。。

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