モノクロメーターとは? わかりやすく解説

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モノクロメーター【monochromator】

読み方:ものくろめーたー

分光器の一。白色光複合光などをプリズム回折格子分散させ、任意の波長成分のみを単色光として分離する単色計単色光器


モノクロメーター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/20 22:53 UTC 版)

モノクロメーターまたは単色計(たんしょくけい)とは、回折格子プリズムなどの分散素子で分散させたの中から、ある特定の波長の光のみをスリットで取り出す装置のことである。




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モノクロメーター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 08:00 UTC 版)

分光器」の記事における「モノクロメーター」の解説

モノクロメーターは広範囲波長の光を空間的に分散させ、それをスリットなどで狭い範囲波長のみを取り出す分光器である。初期のこの型の分光器スリット通った光をレンズミラーにより平行光にしたのち、プリズムを通すことで光を分散させた。プリズムを通るときに光は波長により異なった角度屈折するので、光を分散することができる。最近モノクロメータは、回折格子用い、これを回転させてスリット位置到達する光の波長変化させる分散された光をスリットなどで区切り出てきた光の強度検出器によって検出する。これらのモノクロメーターはグスタフ・キルヒホフロベルト・ブンゼンによって発明された。 写真フィルム発展に伴いスペクトル写真機開発されるようになったスペクトル写真機とモノクロメーターの光を分散させる原理は同じである。しかし、モノクロメーターが分散された光の成分スリット区切るのに対しスペクトル写真機分散された光をカメラによりフィルム収める

※この「モノクロメーター」の解説は、「分光器」の解説の一部です。
「モノクロメーター」を含む「分光器」の記事については、「分光器」の概要を参照ください。

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