モアンダ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/14 04:14 UTC 版)
モアンダ Moanda |
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![]() 市街地 |
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位置 | |||
座標 : 南緯1度34分 東経13度12分 / 南緯1.567度 東経13.200度 | |||
行政 | |||
国 | ![]() |
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州 | オートオゴウェ州 | ||
県 | ランブンビ=レウー県 | ||
市 | モアンダ | ||
人口 | |||
人口 | (2013年現在) | ||
市域 | 59,154人 | ||
備考 | [1] | ||
その他 | |||
等時帯 | 西アフリカ時間 (UTC+1) |
モアンダ(Moanda)は、ガボンの都市。人口59,154人(2013年国勢調査[1])。ガボンで6番目に大きな都市である。ガボン南東部、オートオゴウェ州に位置する。モアンダには世界最大級のマンガン鉱山があり、オゴウェ鉱山会社(Compagnie Minière de l'Ogooué、COMILOG)によって採掘されている。
モアンダの街はバンゴンベ台地、ブーディンガ山、モアンダ山などの高原に囲まれている。バンゴンベ台地には鉱山があり、COMILOGが採掘を行っている。気候はサバナ気候に属し、1月から3月には雷雨が多く高温となり、7月から9月はやや涼しくなる。
モアンダの町が建設されたのは1953年であり、同年COMILOGによってマンガンの採掘も開始された。COMILOGは毎年平均350万トンのマンガンを採掘している。採掘開始当初は交通網が整備されていなかったため、国境を越えて76km南にあるコンゴ共和国のムビンダまで世界最長のロープウェイ(COMILOGロープウェイ)が建設され、ムビンダからはコンゴ・オセアン鉄道に接続してポワントノワール港まで鉱石が運ばれ輸出されていたが、1986年にトランスガボン鉄道がムビンダまで開通すると[2]ロープウェイは廃止され、マンガン鉱石の輸送は鉄道を経由して首都リーブルヴィル近郊のオウェンドまで運ばれ輸出されるようになった。
脚注
- ^ a b “Gabon”. Citypopulation (2020年11月22日). 2025年3月14日閲覧。
- ^ 「世界の鉄道」p343 一般社団法人海外鉄道技術協力協会著 ダイヤモンド・ビッグ社 2015年10月2日初版発行
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