メタルルフ・ドネツィクとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > メタルルフ・ドネツィクの意味・解説 

FCメタルルフ・ドネツィク

(メタルルフ・ドネツィク から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/02 06:13 UTC 版)

FCメタルルフ・ドネツィク
原語表記 Футбольний Клуб «Металург» Донецьк
創設年 1996年
解散年 2015年
ホームタウン ドネツィク
ホームスタジアム メタルルフ・スタジアム
収容人数 5,094
代表者 セルゲイ・タルタ
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

FCメタルルフ・ドネツィクウクライナ語: ФК «Металург» Донецьк, : FC Metalurh Donetsk)は、ウクライナドネツィクをホームタウンとしていたサッカークラブ。ロシア語では、ФК «Металлург» Донецк(FCメタルルグ・ドネツク)となる。同じドネツィクのFCシャフタール・ドネツクとライバル関係にあり、両チームの対戦(ダービーマッチ)はドネツィク・ダービーと呼ばれていた。

歴史

1996年、FCメタルルフ・ドネツィクは、FCシャフタール・シャフチョルスク英語版のシニアチームを基にドネツィクで設立された。クラブはウクライナ大手鉄鋼会社ドンバス鉄鋼連合英語版に買収され、同創設者のセルゲイ・タルタ英語版が会長に就任した。

1995-96シーズン前半戦はFCシャフタール・シャフチョルスク、後半戦はFCメタルルフ・ドネツィクとして参加した。1996-97シーズンはウクライナ・ファーストリーグで優勝し、ウクライナ・プレミアリーグ初昇格を決めた。

2001-02シーズンは3位で終え、初の欧州カップ戦となるUEFAカップ2002-03出場権を獲得した。その後、4シーズン連続で欧州カップ戦に出場した。2009-10シーズンはウクライナ・カップ決勝に初進出したが、SCタフリヤ・シンフェロポリに2-3で敗れた。

2011-12シーズンは7位に終わったが、ウクライナ・カップで準優勝した。同優勝のFCシャフタール・ドネツクがウクライナ・プレミアリーグ優勝でUEFAチャンピオンズリーグ 2012-13出場権を獲得したため、繰り上げでUEFAヨーロッパリーグ 2012-13出場権を獲得した。ウクライナ・スーパーカップ国内2冠を達成したシャフタール・ドネツクに0-2で敗れた。

2013-14シーズンはUEFAヨーロッパリーグ 2014-15出場圏内の6位になったが、ファイナンシャル・フェアプレーの規則違反で欧州カップ戦の参加資格を剥奪された[1]

2015年7月11日、2014年ウクライナ内戦を原因とする経済的困難を理由に破産した。直前まで合併交渉を進めていたペルシャ・リーハ2位のスタル・ドニプロゼルジーンシクが撤退したメタルルフ・ドネツィクの代わりに追加でウクライナ・プレミアリーグに昇格した。[2]

タイトル

過去の成績

年度 所属 順位 勝点 カップ戦
1995-961 3部 グループB 2位 38 24 7 7 53 27 +26 79 予選2回戦
1996-97 2部 1位 46 32 5 9 77 39 +38 101 R32
1997-98 1部 6位 30 11 7 12 28 27 +1 40 準決勝
1998-99 14位 30 7 7 16 27 51 -24 28 R16
1999-2000 7位 30 11 10 9 39 35 +4 43 R16
2000-01 5位 26 11 9 6 30 24 +6 42 準々決勝
2001-02 3位 26 12 6 8 38 28 +10 42 準決勝
2002-03 3位 30 18 6 6 44 26 +18 60 準々決勝
2003-04 4位 30 14 10 6 51 34 +17 52 R16
2004-05 3位 30 14 7 9 38 35 +3 49 R16
2005-06 9位 30 10 9 11 35 35 0 39 準々決勝
2006-07 9位 30 9 9 12 26 35 -9 36 R16
2007-08 12位 30 6 13 11 34 39 -5 31 準決勝
2008-09 4位 30 14 7 9 36 27 +9 49 準々決勝
2009-10 8位 30 11 7 12 41 33 +8 40 準優勝
2010-11 8位 30 11 5 14 36 45 -9 38 R32
2011-12 7位 30 12 6 12 35 34 +1 42 準優勝
2012-13 5位 30 14 7 9 45 35 +10 49 R32
2013-14 6位 28 12 7 9 45 42 +3 43 R32
2014-15 10位 26 6 10 10 27 38 -11 222 R32

1前半戦はFCシャフタール・シャフチョルスク、後半戦はFCメタルルフ・ドネツィクとして参加。
2勝ち点6減点。

欧州の成績

年度 大会 ラウンド 対戦相手 ホーム アウェー 合計
2002-03 UEFAカップ 1回戦 ヴェルダー・ブレーメン 2-2 0-8 2-10
2003-04 UEFAカップ 1回戦 パルマFC 1-1 0-3 1-4
2004-05 UEFAカップ 予選2回戦 FCティラスポリ 3-0 2-1 5-1
1回戦 SSラツィオ 0-3 0-3 0-6
2005-06 UEFAカップ 予選2回戦 FCショプロン 2-1 3-0 5-1
1回戦 PAOKテッサロニキ 2-2 1-1 3-3 (a)
2009-10 UEFAヨーロッパリーグ 予選2回戦 FCパルチザン・ミンスク 3-0 2-1 5-1
予選3回戦 NKインテルブロック・リュブリャナ 2-0 3-0 5-0
プレーオフ FKアウストリア・ウィーン 2-2 2-3 (aet) 4-5
2011-12 UEFAヨーロッパリーグ 予選2回戦 FKチェリク・ニクシッチ 7-0 4-2 11-2
予選3回戦 トロムソIL 0-1 1-1 1-2
2013-14 UEFAヨーロッパリーグ 予選3回戦 FKクケシ 1-0 0-2 1-2

歴代所属選手

歴代監督

脚注

  1. ^ Metalurh, Skonto excluded; Petrolul cleared” (英語). UEFA.org (2014年4月4日). 2014年7月3日閲覧。
  2. ^ Stal Dniprodzerzhynsk - A Poor State Of Affairs”. Futbolgrad (2015年7月16日). 2016年4月1日閲覧。(英語)

外部リンク


メタルルフ・ドネツィク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 05:31 UTC 版)

マルコス・ピッゼッリ」の記事における「メタルルフ・ドネツィク」の解説

2011年6月同僚のガザリャンと共にウクライナ・プレミアリーグFCメタルルフ・ドネツィク移籍する。メタルルフでは、FCチョルノモレツ・オデッサ戦で初得点挙げて以来18試合4得点とアルメニアリーグ時代比較して振るわなかったが、これはヴォロディミル・ピャテンコ(英語版監督従来センターフォワードではなく攻撃的MFポジションにおいた事も一つ要因であった

※この「メタルルフ・ドネツィク」の解説は、「マルコス・ピッゼッリ」の解説の一部です。
「メタルルフ・ドネツィク」を含む「マルコス・ピッゼッリ」の記事については、「マルコス・ピッゼッリ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「メタルルフ・ドネツィク」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「メタルルフ・ドネツィク」の関連用語

メタルルフ・ドネツィクのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



メタルルフ・ドネツィクのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのFCメタルルフ・ドネツィク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのマルコス・ピッゼッリ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS