メカニックの二極化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 01:21 UTC 版)
人材不足の中での派遣会社の存在価値に関して、廣谷は「メカニックは二極化している」と分析。廣谷は、自動車ディーラーに就職した自動車整備士は、3-5年で営業に配置転換させられるケースが多く、整備士のように車の知識を持った者が営業員となり接客するのは理にかなっているが、メカニックには、ずっとメカニックでいたいというタイプが多いため、退職するケースが多いとし、さらに国家資格にもかかわらず給与面で冷遇されている点の改善を目指していると語っている。レソリューションの派遣先は7割が大手の自動車ディーラーで、2割がメーカーのリコール対応、残りがカー用品店や大手の民間車検場となっている。特にディーラーに関しては、全社にチャンネルを持ち、正社員採用を前提とした紹介予定派遣がほとんどを占めており、ディーラー側にとっては再教育を施された優秀なメカニックを採用でき定着率も高いことから、双方にメリットをもたらせることに成功した。また、同社では大手損害保険会社と提携した整備士の研修制度を導入。電気自動車については、独自のカリキュラムを提供するなど技術革新への対応も進めている。 また、他企業で派遣として働く場合も給与面や福利厚生などを価値に見合った高水準で待遇することで、より優秀な人材を確保し、年収1000万円を超えるメカニックも多数在籍している。
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