ムースタイヤ
ラリータイヤのなかに、スポンジ状の特殊なゴムの中子を入れたタイヤをいう。ラリー走行中にタイヤがパンクしても、走行可能とするととが目的である。現在実用化しているのは、ラリータイヤにおいてミシュランとピレリである。ムースタイヤの欠点は重量増加、発熱が高いこと、そして、リム組みが難しく特殊な機械が必要となることである。サファリラリーのような高速長距離のラリーでは使わないことが多い。
ムースタイヤ
ミシュランではATS、ピレリではEMIと呼ばれ、タイヤ内にムース(0型のスポンジ状のもの)を組み込んだもの。1988年にミシュランが初採用した。パンクしてもムースがタイヤの形状を保つために走行を続けることができる。ただし完壁とはいかず、パンクから20km程度の走行がムースのライフ限界。また、タイヤ重量が重くなることも欠点とされる。
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