ムネアカハラビロカマキリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/22 14:13 UTC 版)
「ハラビロカマキリ」の記事における「ムネアカハラビロカマキリ」の解説
2017年現在、外来種の可能性がある近縁種ムネアカハラビロカマキリ(Hierodula sp.)の分布拡大が指摘されており、新潟県から宮崎県までの1都1府11県で報告されている。同じフィールドで両種が競合した場合、1年で在来のハラビロカマキリの生息密度が希薄となり、みられる大半がムネアカハラビロカマキリになった例が報告されている。 神奈川県立生命の星・地球博物館などの調査により、中華人民共和国から輸入された竹箒に付着した卵が孵化して、日本各地で定着した可能性が指摘されている。 ムネアカハラビロカマキリの和名は、通称としてあった呼称が2014年ごろから採用されたもので、学名は中国の文献に掲載されていたHierodula venosaと推測されたが、これはのちに否定されており、本種を掲載した図鑑でもsp.のままとしている。以降もvenosaを使用している資料もあるが不適切と思われる。
※この「ムネアカハラビロカマキリ」の解説は、「ハラビロカマキリ」の解説の一部です。
「ムネアカハラビロカマキリ」を含む「ハラビロカマキリ」の記事については、「ハラビロカマキリ」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書からムネアカハラビロカマキリを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からムネアカハラビロカマキリを検索
- ムネアカハラビロカマキリのページへのリンク