ミーノースの出生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 21:48 UTC 版)
ミーノースはゼウスとエウローペーの子である。エウローペーと牡牛に身を変えたゼウスの逸話は、牡牛座にまつわる神話として知られる。ミーノースの兄弟にはラダマンテュスとサルペードーンがいる。エウローペーはクレータ王アステリオスの妻となり、ミーノースはアステリオスの下で成人した。ミーノースはヘーリオスの娘パーシパエーを妻とし、パーシパエーとの間にカトレウス、デウカリオーン(英語版)(トロイア戦争の勇将イードメネウスの父)、アンドロゲオース、アリアドネー、パイドラーらの子供をもうけた。 アステリオスが死んだ後、クレータ王の後継をめぐって、ミーノースは長子である自分が継ぐべきと主張し、ラダマンテュスは法と秩序を守る立場からこれを支持した。しかし、サルペードーンは納得せず、争いに敗れて小アジアに逃れ、リュキア王になったという。
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