ミーノータウロスの誕生とは? わかりやすく解説

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ミーノータウロスの誕生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 05:49 UTC 版)

パーシパエー」の記事における「ミーノータウロスの誕生」の解説

ミーノース義父であるクレータアステリオス死んだとき、クレータ王位要求した受け入れられなかった。そこでミーノース王国神々によって授けられた証に、自分願いは何でもかなえられると言った。彼は海神ポセイドーン犠牲捧げ、海から牡牛出現させることを願い、その牡牛ポセイドーン捧げる誓った。すると願いかなえられ海中から1頭の美し牡牛クレータの牡牛)が現れたので、ミーノース王位を得ることができた。ところがミーノースはその牡牛気に入って自分のものにしてしまいポセイドーンには別の牡牛捧げたポセイドーン怒って牡牛凶暴変え、さらにパーシパエーがこの牡牛強烈な恋心を抱くように仕向けた別の伝承では愛の女神アプロディーテーが、パーシパエー自分を敬わなかったため、あるいは父であるヘーリオス神が軍神アレースとの浮気ヘーパイストス告げたことを怨んでパーシパエーエロース彼の弓矢で射させ、彼女に牡牛への恋を抱かせたとされるパーシパエー思いを遂げるため工匠ダイダロス相談した。するとダイダロスは木で牝牛の像を作り内側空洞にし、牝牛の皮を張り付けた。そして像を牧場運びパーシパエー中に入れ牡牛と交わらせた。この結果パーシパエーは身ごもり、牛の頭を持った怪物ミーノータウロス生んだミーノース怒ってダイダロスを牢に入れたが、パーシパエーダイダロス救い出してやったともいわれる

※この「ミーノータウロスの誕生」の解説は、「パーシパエー」の解説の一部です。
「ミーノータウロスの誕生」を含む「パーシパエー」の記事については、「パーシパエー」の概要を参照ください。

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