ミヤマアズマギクの新学名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 18:55 UTC 版)
「ムツアズマギク」の記事における「ミヤマアズマギクの新学名」の解説
ミヤマアズマギクは、アズマギク Erigeron thunbergia の下位分類に位置づけられていたが、門田裕一 (2022) は両種の花茎の有毛性、舌状花の長さ、冠毛の色・長さに違いがあり、別種とみなすべきものとした。同種の学名は、種レベルとしては最古の Erigeron alpicola Makino が正名となり、牧野富太郎が岩手県早池峰山の山頂で採集し、東京都立大学牧野標本館に所蔵されている標本をレクトタイプとして選定した。 また、門田は、アポイアズマギク、ユウバリアズマギク、ジョウシュウアズマギク、キリギシアズマギク、シコタンアズマギクをミヤマアズマギクの変種に位置付け、新組み合わせと階級の移動の記載を行い、北海道占冠村産のケイリュウアズマギクを新変種として記載した。
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