ミナス・ティリス攻囲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/03 09:04 UTC 版)
「ペレンノール野の合戦」の記事における「ミナス・ティリス攻囲」の解説
14日、ペレンノール野はモルドール軍によって完全に占拠され、ミナス・ティリスは包囲された。この時点で本来ゴンドール軍の総指揮官である執政デネソールは戦意を喪失しており、ガンダルフとイムラヒル大公が防衛戦の指揮をとった。 モルドール軍の指揮はアングマールの魔王で、他のナズグールも包囲に参加し、恐怖によって都の戦意をくじいた。堅固な第一防壁によって城内を直接攻撃することはできなかったが、燃える石や戦死者の首級を投石器で打ち上げ、火と恐怖をゴンドール軍に与えた。攻城用櫓による攻撃も行われたが、これは成功しなかった。15日未明、グロンドと名づけられた破城槌が持ち出され、アングマールの魔王の魔力のもとで防壁の城門部分を攻撃し、これを破壊した。 アングマールの魔王は入城しようとし、城門前でガンダルフと対峙したが、ローハン軍の到着を知らせる角笛をきき、城門から立ち去った。
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