ミスト散布装置の仕組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 18:26 UTC 版)
「ミスト散布」の記事における「ミスト散布装置の仕組み」の解説
通常、ポンプで圧縮された水をノズルから噴射してミスト(霧)を作り出す「1流体方式」が主流であり、その際のポンプ圧力は0.01MPaの低圧から10MPa程度の高圧まで様々である。他に、圧縮された水と圧縮された空気の2つの流体をぶつけ合う「2流体方式」では、「1流体方式」に比べてより細かい粒子径の霧を得る事が出来るが、仕組みとしては1流体方式よりも複雑なため、部品としてのコストは割高となる。 霧の発生装置はこれら「1流体方式」と「2流体方式」が主であるが、どのように流体を噴射するかは様々な工夫が凝らされており、各社のミスト散布製品(スプレーノズル製品)のカタログやHPなどを参照されたい。工事によって、ミスト散布装置に制御盤やバルブを取り付けシステム制御することによって、温度や湿度を計測して冷却・加湿・散布などの効果を測定したり、風速計や降雨センサなどを設けてフィードバックを行う機能を有する製品も販売されている。
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