マートル・アベニュー駅_(BMTジャマイカ線)とは? わかりやすく解説

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マートル・アベニュー駅 (BMTジャマイカ線)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/18 13:03 UTC 版)

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マートル・アベニュー駅
Myrtle Avenue
ニューヨーク市地下鉄
下層ホーム(営業中)
駅情報
住所 Myrtle Avenue & Broadway
Brooklyn, NY 11206
ブルックリン区
地区 ベッドフォード=スタイベサントブッシュウィック英語版
ディビジョン BディビジョンBMT
路線 BMTジャマイカ線
運行系統       J  (終日)
      M  (終日)
      Z  (ラッシュ時・混雑方向)
接続 ニューヨーク市バス: B15, B46, B47, B54
構造 高架駅
駅階数 2(上層階は廃止)
ホーム数 島式ホーム 3面
(営業中:2面(下層階)、廃止:1面(上層階))
対面乗り換え(下層階)
線路数 上層階:2線、下層階:3線
その他の情報
開業日 1888年6月25日(130年前) (1888-06-25(下層階)[1]
1889年12月19日(129年前) (1889-12-19(上層階)
廃駅日 1969年10月4日(49年前) (1969-10-04(上層階)
バリアフリー情報 車椅子でホーム間を移動可能
旧駅名/名称 マートル・アベニュー - ブロードウェイ駅
(Myrtle Avenue–Broadway)
利用状況
乗客数 (2017) 4,213,096[2] 11.9%
順位 120位(425駅中)
次の停車駅
北側の隣駅 ブロードウェイ・ジャンクション駅 (急行): 定期運行なし
コシチュシコ・ストリート駅 (各駅停車): J 
Z ゲイツ・アベニュー駅まで通過)
セントラル・アベニュー駅: M 
南側の隣駅 フラッシング・アベニュー駅 (各駅停車): J  M 
マーシー・アベニュー駅 (急行): J  Z 
(終点): M 
パーク・アベニュー駅 (廃止): 定期運行なし
サムナー・アベニュー駅 (廃止): 定期運行なし

マートル・アベニュー駅(マートル・アベニュー - ブロードウェイ駅とも)はニューヨーク市地下鉄BMTジャマイカ線の急行停車駅である。ブルックリンのマートル・アベニュー - ブロードウェイ交差点にあり、J系統およびM系統が終日、Z系統がラッシュ時の混雑方向に運行されている。二層構造の高架駅であるが、客扱いが行われているのは下層ホームのみである。上層ホームはBMTマートル・アベニュー線のもので、かつてはブルックリン橋経由でダウンタウン・ブルックリンおよびロウアー・マンハッタンまで運行されていたが、当駅からマンハッタン側の区間は廃止されている。駅のすぐ東にはBMTマートル・アベニュー線とBMTジャマイカ線を結ぶ渡り線が設けられている。

駅構造

3F 旧 南行線 路床のみ
島式ホーム(廃止)
旧 北行線 路床のみ
2F 西行線[注 1] 平日午前以外:ブロード・ストリート駅行きフラッシング・アベニュー駅
平日:71番街駅行き(フラッシング・アベニュー駅)
休日:エセックス・ストリート駅行き(フラッシング・アベニュー駅)
島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く
中央線[注 2] 平日午前:ブロード・ストリート駅行きマーシー・アベニュー駅
朝ラッシュ:ブロード・ストリート駅行き(マーシー・アベニュー駅)
平日午後:ジャマイカ・センター-パーソンズ/アーチャー駅行きコシチュシコ・ストリート駅
夕ラッシュ:ジャマイカ・センター-パーソンズ/アーチャー駅行き(ゲイツ・アベニュー駅)
深夜帯:メトロポリタン・アベニュー駅行きセントラル・アベニュー駅
(定期列車なし:ジャマイカ線ブロードウェイ・ジャンクション駅
島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く
東行線[注 1] 平日午後以外:ジャマイカ・センター-パーソンズ/アーチャー駅行き(コシチュシコ・ストリート駅)
深夜帯以外:メトロポリタン・アベニュー駅行き(セントラル・アベニュー駅)
1F 改札階 改札口、駅員詰所、メトロカード自動券売機
G 地上階 出入口

下層ホーム

下層ホームは1888年9月16日に開業した2面3線の島式ホームである。中央の線路はJ系統・Z系統の平日ラッシュ時の急行運転と、深夜帯の当駅-ミドル・ヴィレッジ-メトロポリタン・アベニュー駅間のシャトル運行で使われる。それ以外の時間は、すべての列車が外側の緩行線を走行する。当駅より東ではJ系統・Z系統ともBMTジャマイカ線の緩行線を走ってクイーンズ区へ向かう。M系統はS字カーブでBMTマートル・アベニュー線に合流し、メトロポリタン・アベニュー駅に向かっている。この渡り線はニューヨーク市地下鉄ではほとんど見られなくなった平面交差区間で、分岐器が設けられた営業線という意味でも希少である[3][4]。この平面交差は運行上のボトルネックにもなっている。

近くにあるマートル-ワイコフ・アベニュース駅と区別するため、車内放送では「マートル・アベニュー-ブロードウェイ駅」とアナウンスされる。

グリーンに塗られた支柱とフレームで支えられた茶色の屋根が両端の一部を除いてホーム全体に架けられている。駅名標はニューヨーク市地下鉄標準の黒地に白文字のものである。

駅舎はBMTマートル・アベニュー線の高架下に設けられている。各ホームから階段でホーム下連絡通路に下り、クイーンズ方面側の短い階段を上がると駅舎の待合室に出る。改札を抜けるとトークン・ブースがあり、2本の階段でマートル・アベニュー-ブロードウェイ交差点の北東角および北西角に下りることができる。

ヴァーナ・ハート(Verna Hart)が1999年に制作した Jammin' Under the El というステンドグラス作品が駅舎やホームの標示板に掲げられている。これは音楽に関連した様々な情景を描いたものである。

上層ホーム

廃止された上層ホーム

上層ホームは1889年4月27日にBMTマートル・アベニュー線からBMTジャマイカ線への乗換駅として開業した。上層ホームを「ブロードウェイ駅」とした看板もある。近隣にあったスタイベサント・アベニュー駅は、上層ホームの開業に伴って廃止された。1面2線の島式ホームを有し、下層の2本のホームに下りる階段が設けられている。BMTマートル・アベニュー線は1889年7月21日にマートル-ワイコフ・アベニュース駅まで延伸された[5]が、ブロードウェイ駅 - ブリッジ-ジェイ・ストリーツ駅間は1969年10月4日に廃止され、ニューヨーク市バスB54系統に置き換えられた。

  1. ^ a b M系統の「上り線」「下り線」に合わせており、実際の方向とは異なる。M系統の西行(東行)線はJ系統・Z系統では南行(北行)線となる。
  2. ^ 平日混雑方向の と、深夜帯ののみ使用。

参考文献

外部リンク

駅入口



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