マルニ_(家具製造業)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > マルニ_(家具製造業)の意味・解説 

マルニ (家具製造業)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/22 15:27 UTC 版)

マルニグループ > マルニ (家具製造業)
株式会社マルニ木工
Maruni Wood Industry Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本
738-0512
広島県広島市佐伯区湯来町白砂24
設立 1928年5月22日
業種 その他製品
法人番号 5240001028342
事業内容 木材家具の製造販売
代表者 代表取締役社長 山中洋
資本金 1億円
純利益 ▲1328万5000円
(2022年12月期)[1]
総資産 32億1063万8000円
(2022年12月期)[1]
従業員数 200名
主要子会社 株式会社マルニファニシング
株式会社マルニアステリア
株式会社マルニグローバルブランディング
外部リンク http://www.maruni.com/
テンプレートを表示

株式会社マルニ木工は、木工家具を製造、販売するグループ企業。

概要

本社は広島県広島市。木工家具では業界有数の大手であり、カリモクと並んで高いブランド力を持ち、モードロイヤルシリーズ、地中海ロイヤルシリーズなど高級志向の商品が有名。1970年代からトータルコーディネイトというコンセプトを提案することで、統一感のあるインテリア家具を世に送り出すことに成功し、企業躍進の契機となった。

また、東南アジアタイに子会社タイマルニを早くから開設しコストダウンも推進している。

前身の昭和曲木工業を数えると、創業は昭和3年からと最古参である。古くからそれまで家内手工業が主であった家具生産を分業制によるオートメーションを目指したことで、大きく生産量を伸ばし、業界の旗手となった。

近年では過剰債務や海外産の安い家具に押されて経営状態が悪化。日本政策投資銀行あおぞら銀行が出資する瀬戸中国地方の企業再生を目的としたファンドせとみらいキャピタルの支援を受けていたが、エディオンの子会社デオデオが支援を表明。デオデオがマルニ木工株30%を取得しエディオンの持分法適用関連会社となっていた。

2022年3月25日にエディオンは所有するマルニ木工株をすべて売却し持分法適用会社から外れている[2]

沿革

  • 1928年:マルニの前身である昭和曲木工場の設立。
  • 1933年沼田木工所と合併し、マルニ木工株式会社となる。
  • 1988年株式会社マルニに改称。
  • 1991年:株式会社マルニへ株式会社マルニリビング、株式会社マルニファニシングが合併する。
  • 1996年株式会社マルニファニシングを分社。
  • 2004年株式会社マルニ木工に改称。

ネクストマルニ

近年はネクストマルニというプロジェクトを立ち上げている。これは同社が持っていた木材の加工技術に加え、産業と文化の融合を目指すものである。(stub)

主な商品

  • MARUNI COLLECTION
  • MARUNI60
  • nextmaruni
  • ブリタニア
  • 地中海ロイヤル
  • ブリティッシュコレクション
  • マキシマム
  • 地中海
  • ベルサイユ
  • アトリエ

など

マルニカヌークラブ

1960年に創部。ロサンゼルスオリンピックで初の入賞を果たした井上清登を始め、緒方厚信・井上清澄・坂本利介・當山克也などの五輪選手を輩出、日本選手権でも27連覇するなど、日本カヌー界の名門クラブだった。

1999年9月、本業の業務悪化に伴い廃部となった。

参考資料:カヌーの危機 - 2000年8月24日付中国新聞

関連書籍

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マルニ_(家具製造業)」の関連用語

マルニ_(家具製造業)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マルニ_(家具製造業)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマルニ (家具製造業) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS