マツカサモドキ亜属とは? わかりやすく解説

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マツカサモドキ亜属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/05 05:59 UTC 版)

マツカサモドキ亜属
Subgenus Amanitina
タマゴテングタケ (Amanita phalloides)
分類
: 菌界 Fungus
: 担子菌門 Basidiomycota
: 真正担子菌綱 Homobasidiomycetes
: ハラタケ目 Agaricales
: テングタケ科 Amanitaceae
: テングタケ属 Amanita
亜属 : マツカサモドキ亜属 Subgenus Amanitina
学名
Subgenus Amanitina

マツカサモドキ亜属(Subgenus Amanitina)とはテングタケ科テングタケ属の亜属の一つ。

概要

この亜属に属するほとんどのキノコが有毒。全体の特徴としては、傘に条線がないことがあげられる。

  • タマゴテングタケ節はつぼは袋状でつばがある。テングタケ亜属のタマゴタケ節に似た形であるが、傘に条線がないことが異なる。猛毒の種が多い。
  • フクロツルタケ節はツボが袋状で傘にツボの破片を残す。
  • キリンタケ節は傘にツボの破片があり、茎につばがある。外見はテングタケ亜属のテングタケ節に非常に似ているが、やはり傘に条線がない点が違う。
  • マツカサモドキ節は傘にイボが付着し、ツボがあまりはっきりしない形である。

主な種類

R. Singer の分類体系によれば、日本産の種類は以下のように整理される。

タマゴテングタケ節

フクロツルタケ節

キリンタケ節

マツカサモドキ節

参考文献

脚注・出典

  1. ^ 『日本の毒きのこ』、21頁。
  2. ^ a b 『日本の毒きのこ』、58頁。
  3. ^ a b c 『日本の毒きのこ』、23頁。
  4. ^ 『日本の毒きのこ』、66頁。
  5. ^ a b 『日本の毒きのこ』、25頁。
  6. ^ 『新装版山渓フィールドブックス 7 きのこ』、78頁。

関連項目




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